2013年10月30日水曜日

【大学院】臨床検査特論(骨量)

橋本病=無痛性甲状腺炎

ミノマイシン:1錠500mgで治ったら → マイコプラズマ感染


※骨粗鬆症
骨粗鬆症(osteoporosis)とは「低骨量と骨の微細構造の劣化により,骨折しやすくなっ
た病態」と定義されている.

骨形成=骨吸収 ←バランスがとれている(カップリング)⇔デカップリング

ストロンチウムはコネに取り込まれる←Caと似ている(t1/2=40y)

子供は1年に1回すべてのCaが入れ替わる


YAM値(YAM=Young Adult Mean) 正常>80%以上



















・20~30がピーク
・高くするには、Ca摂取と運動
・この期間であれば、赤ちゃんにCaが行っても元の骨量に戻れる。


骨を鉄筋コンクリートで例えると

・ハイドロキシアパタイト → コンクリート
・コラーゲン         →鉄筋
・オステオカルシン    →ひび割れにネジを打つ感じ 


オステオカルシン →V.K→ Gla化オステオカルシン
         (Γカルボキシルグルタミン酸)  








2013年10月29日火曜日

【大学院】臨床検査特論

・HER2遺伝子検査
「乳がんの術後の患者、または乳がんの転移が確認された乳がん患者に対して標本作成を行なった場合に、当該抗悪性腫瘍剤の投与方針決定までの間に1回を限度として算定する」

HER2遺伝子増幅/タンパク過剰発現は、乳癌の強力な予後因子であるとされており、乳癌領域における分
子標的薬剤として最初に臨床導入されたハーセプチンの特異的ターゲットでもある。そのため、治療に先立ち
乳癌組織でのHER2遺伝子増幅/タンパク過剰発現の状況を確認することは必要不可欠であり、その検査・判
定方法が治療方針を大きく左右する。


・検体採取のタイミングによる変動
①日内変動
    朝>夕・夜:血清鉄、尿酸、尿素窒素、ACTH、コルチゾール(ACTH、コルチゾールは目覚ましのホルモン)
    朝<夕・夜:TSH、白血球数

②食事
    上昇:血糖、中性脂肪、白血球数
    低下:遊離脂肪酸(グリセライドに抱合)

③筋肉運動
    生体反応:血糖、白血球数、総タンパク、乳酸
    筋肉損傷:CK、AST、LDH、ミオグロビン

※筋肉破壊→ミオグロビン流出→腎臓へ→緊急腎透析

血中アルドステロンやレニン活性は、排卵前に上昇→むくみを感じる
コレステロールあ排卵期に有意に低下


・検体採取時の体位
ほとんどの細胞成分と高分子タンパク質は、立位(座位)の方>仰臥位(ぎょうがい)
5~15%程度高値

※『仰臥位』→ぎょうがい 仰向けに寝る


血液はところ天より少し柔らかいくらい →あちこちで詰まっている。
   

2013年10月14日月曜日

【大学院】緩和ケア

悪心:nausea
嘔吐:vomiting
下痢:diarrhea [dàiəríːə]

  
                   体性痛(切る、刺す痛み)
      侵害受容性疼痛< 
痛み<               内蔵痛   
      神経障害疼痛←オピオイドが効きにくい

痺れの痛み→抗うつ薬
電撃の痛み→抗けいれん薬   ⇒効かない時は抗不整脈薬(Naチェネル遮断)

・オピオイド
 がん患者では、精神依存の発症は皆無に等しい。身体的依存が起きる。
        
        代謝
 
 モルヒネ→→→→モルヒネ-6-グルクロナイド(M-6-G):活性代謝物
              腎機能低下で血中濃度上昇⇒モルヒネ中毒症状(眠気が発生しやすいと言われている)


                 中枢作用
 オピオイドの薬理作用<
                 末梢作用(便秘を起こす→この作用は蠕動運動が低下するから)

 オピオイドのSE
 ・便秘 95%
 ・嘔気 30%(1~2週間で耐性:tolerance)←M-6-Gで起こる
 ・眠気 30%(3~5日でtolerance 過量投与)
 ・せん妄 2~3% 末期ガン患者の30%
 ・口内炎 50%
 ・発汗 30%
 ・掻痒感 10%←ポララミン使用
 ・呼吸抑制 1~2% 原則に従っていれば起きない。

2013年10月4日金曜日

【社外研修】グロービス クリティカル・シンキング

感じたこと・得たこと
・「枠組み=フレームワーク」を考える→相手視点で
 枠組みは3~4つで行う→納得感があるか

・自分の考えに疑いを持つ(批判する)
 キーワードに対して、「それはどういうことか?」と、自分に問いただす。

・issue(イシュー)を考える訓練をする ※issue:〔議論{ぎろん}の〕論点、〔問題{もんだい}の〕核心

課題
① 日頃から、フレームワークやクリティカル・シンキング(批判)の訓練が必要→どうやって?

② なぜ、本質的な問題を外してしまうのか?
        →目の前で起きている事象や、相手や自分の関心、経験や常識などに思考が引きずられてしまう
   「考えるべきこと」を考える→本質からズレない


基本的なフレームワーク
3C:市場、競合、自社
4P:商品、価格、流通、プロモーション

クリティカル・シンキング「Critical Thinking」→批判的に考えること
自分自身がきちんと考えているかを、吟味(批判)しながら思考を進めること


ビッグワーク=思考停止
周知徹底、PDCAを回す、改善します 等の言葉(具体性が欠ける)

※ブレストのポイント
ブレスト→グルーピング→抽象化(一言で何と言えるか)→
         →戻す(抽象的な言葉から項目をだす)→ブレストにない項目が出てくる

※学びのポイント(スライドより)
・本質的な課題を捉える
・「枠組み」を考える(分解して考える)
・聞き手の関心を押さえる
・事実を伝えるのではなく、「解釈」を伝える

2013年10月1日火曜日

【大学院】ジェネリック医薬品概論

先発医薬品の特許
・物質特許
・製造特許
・製剤特許
・用途特許

生物学的
2群間の交差試験
空腹時

ビーグル犬
消化管移行が早い

溶出試験について
生物学的同等性試験:先発品と同じ血中濃度を証明する→but 時間、労力、費用がかかる

溶出試験必ずしも生物学的同等性試験結果と一致しないが、補完する目的で規定されている。
溶出試験を比較しても、生物学的同等性の代替法にはならない

オレンジブックについて
・米国のオレンジブック
代替調剤可能な医薬品をリスト化
FDAが生物学的同等性試験の結果に基づいて決定

・日本のオレンジブック
試験方法しか書いていない
GEの内容固形製剤の溶出性に関わる品質が適当であると確認しているもの

クレメジンについて
・クレメジンとメクルメジンの理化学的性質の比較
医薬品研究 2005 36(11)497-504
クレメジンに比較し、メクルメジンの比表面積は
25%程度小さい。今回の吸着試験条件では激しい振とう速度の条件を行なっているにもかかわらず、吸着プロファイルには明らかな差があり、この違いが臨床効果に反映される可能性がある。

クレメジン細粒は粒度分布が小さく、水に懸濁しても二層分離は認められず服用性がよい。
服用時にえん下補助製品を使用してもクレメジンの薬効には影響が無い
粘度の高いえん下補助製品の方が服用性がより改善される可能性がある