クレアチニン・クリアランス(Ccr)…糸球体と尿細管から尿中に排泄される能力
糸球体濾過量(GFR)…糸球体から尿中に排泄される能力
「クレアチニン・クリアランス(Ccr)」は尿細管による影響も含まれるため、同じ人で比較しても「糸球体濾過量(GFR)」より20~30%高くなる傾向があります。
・GFR=実測CCr × 0.715
・GFR=eCCr × 0.789
eGFRやeCCrはどちらもCr値を使って計算しますので、「筋肉量」に影響を受けます。患者の状態・体格を見極める必要があります。
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2016年6月29日水曜日
2016年6月28日火曜日
eGFR:糸球体濾過量
eGFR
糸球体濾過量(GFR)
慢性腎不全の診断指標には糸球体濾過量(GFR)
※糸球体濾過量(GFR)の目安 2)
GFR = 90~ (正常)
GFR = 60~89 (軽度低下)
GFR = 30~59 (中等度低下)
GFR = 15~29 (高度低下)
GFR = ~15 (末期腎不全)
2) 日本腎臓学会 「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2009」
①「糸球体濾過量(GFR)」は、糸球体から尿中に排泄される能力
②GFR)の測定には、”イヌリン”を基準にします
③”イヌリン”は本来身体には存在しない物質です。そのため、実際に測定するためには
”イヌリン”を投与する必要があり、この手技が非常に複雑なため、実際に日常検査では
行うことが困難です。
【計算式】
男性のeGFR = 194 × 血清クレアチニン[mg/dL]-1.094 × 年齢[歳]-0.287
女性のeGFR = 男性のeGFR × 0.739
eGFRは、日本人の標準的な体格(身長170cm、体重63kg)の体表面積(1.73m2)で補正されています。そのため、厳密に推算するためには、自分の身長・体重によって補正する必要もあります。
糸球体濾過量(GFR)
慢性腎不全の診断指標には糸球体濾過量(GFR)
※糸球体濾過量(GFR)の目安 2)
GFR = 90~ (正常)
GFR = 60~89 (軽度低下)
GFR = 30~59 (中等度低下)
GFR = 15~29 (高度低下)
GFR = ~15 (末期腎不全)
2) 日本腎臓学会 「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2009」
①「糸球体濾過量(GFR)」は、糸球体から尿中に排泄される能力
②GFR)の測定には、”イヌリン”を基準にします
③”イヌリン”は本来身体には存在しない物質です。そのため、実際に測定するためには
”イヌリン”を投与する必要があり、この手技が非常に複雑なため、実際に日常検査では
行うことが困難です。
【計算式】
男性のeGFR = 194 × 血清クレアチニン[mg/dL]-1.094 × 年齢[歳]-0.287
女性のeGFR = 男性のeGFR × 0.739
eGFRは、日本人の標準的な体格(身長170cm、体重63kg)の体表面積(1.73m2)で補正されています。そのため、厳密に推算するためには、自分の身長・体重によって補正する必要もあります。
Ccr:クレアチニン・クリアランス
Ccr
クレアチニン・クリアランス(Creatinine Clearance:Ccr)
薬の投与計画には「クレアチニン・クリアランス(Ccr)を使用
※クレアチニン・クリアランス(Ccr)の目安 1)
Ccr = 91~130mL / 分 (基準値)
Ccr = 51~70mL / 分 (腎機能の軽度低下)
Ccr = 31~50mL / 分 (腎機能の中等度低下)
Ccr = ~30mL / 分 (腎不全)
1) 医学書院 「臨床検査データブック2015-2016」
①Ccrは、糸球体と尿細管から尿中に排泄される能力
②Ccrの測定には、”クレアチニン”を基準にします。
③CCrは、24時間の蓄尿により”実測値”として求めることもできますが、eGFRと同様に血清
クレアチニン値から推算できます。
これを「eCCr(推算CCr)」といい、有名なCockcroft-Gault式【CG式】を用いて推算することが
できます。
この式には「体重」が含まれています。一般的に体重は筋肉量を反映しています。
※脂肪が多くて体重が重くなっているケース、いわゆる「肥満体型」はどうでしょう?
筋肉が多いわけではないので血清クレアチニンは低い値、かつ、体重は大きな値になります。
↓
一般に筋肉量は男性で多いのに対し、「女性」「高齢者」「小児」では少ないため注意しなければなりません。
クレアチニン・クリアランス(Creatinine Clearance:Ccr)
薬の投与計画には「クレアチニン・クリアランス(Ccr)を使用
※クレアチニン・クリアランス(Ccr)の目安 1)
Ccr = 91~130mL / 分 (基準値)
Ccr = 51~70mL / 分 (腎機能の軽度低下)
Ccr = 31~50mL / 分 (腎機能の中等度低下)
Ccr = ~30mL / 分 (腎不全)
1) 医学書院 「臨床検査データブック2015-2016」
①Ccrは、糸球体と尿細管から尿中に排泄される能力
②Ccrの測定には、”クレアチニン”を基準にします。
③CCrは、24時間の蓄尿により”実測値”として求めることもできますが、eGFRと同様に血清
クレアチニン値から推算できます。
これを「eCCr(推算CCr)」といい、有名なCockcroft-Gault式【CG式】を用いて推算することが
できます。
この式には「体重」が含まれています。一般的に体重は筋肉量を反映しています。
※脂肪が多くて体重が重くなっているケース、いわゆる「肥満体型」はどうでしょう?
筋肉が多いわけではないので血清クレアチニンは低い値、かつ、体重は大きな値になります。
↓
一般に筋肉量は男性で多いのに対し、「女性」「高齢者」「小児」では少ないため注意しなければなりません。
2016年6月19日日曜日
2016年5月31日火曜日
2016年5月16日月曜日
【Word】〇を挿入してもズレない方法
ワードでオートシェイプを挿入しても、文字列がずれない方法は?
表内にオートシェイプを入れたときになる仕様(バグ)みたいなものです。
表内の文字の配置で垂直方向が[上揃え]以外だと、文字列が動いたり、
バランスが崩れたりします。
また、配置で[上揃え]にしても、オートシェイプを表内で移動した場合
勝手に飛んでいったりすることがあります。
解決方法
メニューの[ツール]→[オプション]→[表示]タブの[アンカー記号]にチェック
が入っていない場合は入れておいて下さい。
オブジェクト(イラストやテキストボックス等)を選択するとアンカーが表示されます。
表内に入れたいオブジェクトのアンカーを表とは関係ないところに置きます。
表内に入れたいオブジェクトを、右クリック。
[オートシェイプの書式設定]→[レイアウト]タブ→[詳細設定]ボタン→
[配置]タブの[オプション]にある[アンカーを段落に固定する]にチェック
を入れて固定させます。表内に入れてもレイアウトが崩れなくなります。
[WD2003]オブジェクトがある表のセル配置が有効にならない
http://support.microsoft.com/kb/414056/ja
2016年5月6日金曜日
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